ソーシャルレンディングのリスク

ソーシャルレンディングは一般にミドルリスクミドルリターンといわれまています。

しかし、見方を変えれば非常にハイリスクなサービスということもできます。

近年は事業者の不正や遅延の多発なども多発。

今回はさまざまな問題が起こる中で、今回は必ず押さえておくべきリスクと対策について解説していきます。

具体的なリスクとしては以下の3つが挙げられます。

  • 遅延
  • 貸し倒れ
  • 事業者リスク

これからソーシャルレンディングを始める方は必ず目を通しておきましょう。

遅延と貸し倒れは代表的なリスク

ソーシャルレンディングの遅延と貸し倒れ

ソーシャルレンディングでもっとも代表的なリスクは遅延と貸し倒れです。

これだけ押さえておけば基本は大丈夫です。

カンタンにご説明すると、

  • 遅延 → 投資したお金が期限内に返ってこない
  • 貸し倒れ → 投資したお金が返ってこない。元本割れ。

ソーシャルレンディングでは遅延が発生することが良くあります。

遅延が発生した時点で損失するわけではありませんが、債権回収などが遅れているため投資家は不安を抱えることになります。

また遅延が長く続き、貸し倒れにつながるケースもあるので要注意。

貸し倒れについては、投資したお金が返ってこないことになりますので、最大のリスクといえます。

なお国内のソーシャルレンディング事業者において、貸し倒れは数えるほどしか例はありません。

そこまで怯えすぎる必要はないのです。

投資は自己責任

ソーシャルレンディングというのはその性質上、遅延は大なり小なり生じるものです。

そのリスクがあるからこそ、一般より高い利回りを実現しているわけです。

ここ最近、遅延が発生するたびに文句をいう投資家が増えてきました。

しかし、こうした前提やリスクが理解できないのであれば今すぐやめるべきです。

ソーシャルレンディングは投資である以上、リスクを伴います。

そのリスクを受け入れて投資する以上、どんなことがあっても自己責任であることは忘れないで下さい。

遅延と貸し倒れリスクを避ける方法

遅延と貸し倒れを回避する方法

遅延と貸し倒れリスクを回避するには、保全性の高いファンドに投資するようにしましょう。

具体的には不動産担保つきの案件、保証付きの案件に投資することです。

また、海外投資であれば為替ヘッジ付きのファンドに投資するようにしましょう。

これらは利回りが低下しますが、その分だけさまざまなリスクを回避することができます。

人気のファンドも狙い目

さらにコツとして、人気が高く埋まりの早いファンドに投資するようにするのもおすすめです。

ソーシャルレンディングでは、安全性の高いファンドに人気が集まる傾向が顕著にあります。

そのため募集が開始されて埋まりの早いファンドに投資するとよいでしょう。

匿名化が解除されたファンドがおすすめ!

2019年以降は、匿名化の解除をする事業者も増えてきました。

匿名化が解除されることで透明性の高いファンドに投資できるため、安全性が高まります。

代表的なのは今、もっとも勢いのあるサムライファンディングですね。

→サムライファンディング

サムライはいちはやく匿名化の解除を表明しているため、非常におすすめです。

上場企業が運営し、安全性・期待利回りともにソーシャルレンディングではトップクラスでしょう。

リスクの高いファンドは必ず分散投資を

あえて、分散投資の一つとしてリスクをとって利回りの高いファンドに投資する手法もあります。

しかし、やはり遅延や貸し倒れリスクが高まります。

あまり多額のお金は投資しないようにすることがやはり大切になります。

ソーシャルレンディングの最大リスクは事業者リスク

ソーシャルレンディングの最大リスク

ソーシャルレンディングで押さえるべきリスクとして「遅延」と「貸し倒れ」を挙げてきました。

最後にもう一つ、絶対に押さえておかなければならないのが事業者リスクです。
この事業者リスクこそが最大のリスクといっても過言ではありません。

不正を働かせるような事業者や倒産する事業者に投資してしまうと、投資したお金が全て返ってこない恐れがあります。

これまでいくつかの事業者の不正が発覚し、投資した金額が返ってこない問題が生まれています。

  • みんなのクレジット
  • ラッキーバンク
  • グリーンインフラレンディング

不正な事業者に投資してしまうと、いつまでもお金が返ってこないという最悪の事態にまきこまれます。

「遅延」や「貸し倒れ」は自己責任ですが、不正を見抜くのは困難です。

これらはソーシャルレンディングの匿名化が原因であり、今抱えている大きな問題といえるのです。

事業者リスクを避ける方法

基本的に上場企業が運営するサービスであれば、不正を働かせる可能性は低いと考えられます。

上場企業はコンプライアンスも厳しく、よほどのことがなければ大丈夫でしょう。

具体的には以下が挙げられます、

  • サムライファンディング
  • SBIソーシャルレンディング
  • オーナーズブック

この辺りについては遅延リスクはあっても、事業者リスクはないと考えられます。

特にサムライファンディングは上場企業運営、期待利回りが高いにも関わらず知られていないので狙い目です。

SBIソーシャルレンディングも良いですが、競争率が高くてなかなか投資できません。

有名でも絶対に安心してはいけない!

反対にmaneoなど非上場企業のサービスは注意が必要。

有名だからと言って安心はできません。

みんなのクレジットもかつて電車のつり革広告になって有名でしたが、不正によりサービスを停止しています。

事業者については上記で挙げた3つで始めるのがリスク対策になるでしょう。

海外投資における為替リスク

海外投資の為替リスク

ここまで国内ソーシャルレンディングで押さえるべきリスクについて解説してきました。

最後に、海外投資もしてみたい!という方がいる場合、為替リスクについて知っておかなければならないので解説しておきます。

海外ソーシャルレンディング事業者としては「クラウドクレジット」が有名ですが、海外投資における最大のリスクが為替です。

為替リスクとは?

例えば、トルコに投資をするとして、その期間中にトルコリラ(為替)の価値が大幅下落したとします。

その分の損失分は投資家が受けることになります。

つまり、本来の投資とは関係ないところで損をする恐れがあるということ。

為替(FX)というのはご存じの方も多いように、値動きが激しく、ニュースになるような暴落が起こることがあります。

海外投資するというのは、このリスクに気をつけなければなりません。

為替リスクの対策法は?

前述したクラウドクレジットの場合、「為替ヘッジあり」のファンドも提供しています。

為替の影響を受けたくない方は為替ヘッジありのファンドを選ぶようにして下さい。

クラウドクレジットに限らず、海外ソーシャルレンディングを利用する際は「為替ヘッジあり」のファンドがあるかどうか確認しましょう。

そうでなければハイリスクとなりますので、手を出さないのが賢明です。

まとめ!利回りが高いファンドは注意

ソーシャルレンディングのリスクまとめ

ソーシャルレンディングにおけるリスクをまとめると以下の通りです。

基本は今回挙げたポイントを押さえておけば問題ありません。

  • 遅延
  • 貸し倒れ
  • 事業者リスク
  • 為替リスク

リスクが高いファンドに共通することは、期待利回りが高いという点です。

期待利回りが高いファンドほど、遅延や貸し倒れが発生します。

利回りの高さを謳う事業者の場合も、不正などを疑った方が良いでしょう。みんなのクレジットのような美味しい話はありません。

高利回りにつられて投資し、結果的に損をしてもそれはあなたの自己責任です。

文句を言うのであれば、事業者ではなく自分自身なのです。

そうならないためにも徹底したリスク管理を行うようにしていきましょう。